匠二弾は富山県高岡市の伝統工芸「高岡銅器」とのコラボレーション。1611年頃から始まった「高岡銅器」は金属加工の様々な伝統技術で日本中の仏像や梵鐘、銅像を手掛け、国外からも高い評価を受けています。
金属特有の重さと手触り、高岡銅器の伝統技術をさらに進化させた「折井発色」の色彩をお楽しみください。
高岡銅器は、江戸時代の初め(1611年頃)、高岡城を築いた二代目加賀藩主・前田利長が城下町に7人の鋳物師(いもじ)を招き鋳物場を開かせたことに始まります。はじめは鉄で鍋や鍬などの生活必需品が作られ、やがて銅器の仏具などの製造が盛んになりました。さらに明治では彫金や象嵌の高度な技を取り入れ、名工たちの超絶技巧を駆使した作品はウィーン万博など海外でも高い評価を得ました。
現在も原型製作・鋳造・彫金・着色など各工程ごとに分業制で仕上げられる高度な伝統技術は受け継がれ、さらに様々な金属素材を駆使したものづくりなど、今までにない高岡銅器の新たな世界が広がっています。
高岡銅器における着色は、塗装ではありません。銅や真鍮が持つ腐食性を利用し、薬品や炎をコントロールして、鮮やかな色彩を発色させる伝統技術です。
その鋳造品でしか表現できなかった伝統着色技法を、1mm以下の薄い銅板への発色に成功した「モメンタムファクトリー・Orii」により、伝統技法をさらに進化させた最新技術「折井発色」が本商品で使用されており、多彩な色をふんだんに取り入れ、高岡銅器の伝統技術の奥深さを表現しています。
今回の工芸ルービックキューブ 高岡銅器 折井発色に使用された発色の紹介
左から
高度な鋳造技術が集積する富山県高岡にて、昭和25年に折井着色所として創業。以来、400年以上続く当地の伝統技術を受け継ぎ、仏像、梵鐘、茶道具や美術工芸品に至るまで、さまざまな鋳造品の着色を手がけてきました。
近年では、「モメンタムファクトリー・Orii」をスタートし、オリジナル商品の販売や異業種との共作、海外への発信なども行っています。
長く受け継いできた技術に向き合いながら、新しい発想で変化していく伝統工芸の現場こそ未来のスタンダードになるという信念のもと、新たな挑戦をし続けています。
本商品の一辺のパネルサイズは、わずか14m㎡、厚さ1.0mm。この小さなパネルひとつひとつに「モメンタムファクトリー・Orii」の発色技術が施されています。
表面の様々な紋様はひとつとして同じものはなく、銅や真鍮から引き出される本物の色彩にこだわっています。 また、隙間なくはめ込まれたパネルの仕上がりは、わずかな妥協を許さない匠の技によるものです。
工芸ルービックキューブ 匠2弾 高岡銅器 折井発色 by agedesign on Sketchfab
360o自由なアングルで工芸ルービックキューブ 高岡銅器 折井発色をご覧いただけます。
※当商品のパネルは、職人がひとつ一つ手仕上げしているため、実際にお手元に届く商品と多少異なります。ご了承ください。
遊びを通して工芸に触れることができます。
ディスプレイとして使える台座や高岡銅器 折井発色ガイド入り
ディスプレイとして使える台座には 本体が美しく映り込むブラックミラー天板
シリアルナンバー入りのキャプションプレート(イメージ)
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※製品仕様は開発段階のものであり、サイズや重量や色味が予告なく変更する場合があります。
※当製品は受注生産商品です。発送は日本国内に限らせていただきます。
※当製品はプレミアムバンダイで販売いたします。
発売元/株式会社メガハウス
〒111-0043 東京都台東区駒形2-5-4
www.megahouse.co.jp/
企画・デザイン/エイジデザイン株式会社
〒920-0962 石川県金沢市広坂1-2-32 北山堂ビル4F
www.agedesign.co.jp/
協力/有限会社モメンタムファクトリー・Orii
〒933-0959 富山県高岡市長江530 折井着色所
https://www.mf-orii.co.jp/